老いた卵子(男の子出産命令)のネタバレ!産み分けを強制された女の結末は!

こんにちは!

まるいぴよこ先生の『老いた卵子』に収録されている「男の子出産命令」を読みましたので、ネタバレや感想を書いていきます。

 

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『老いた卵子』のあらすじ

息子娘夫婦に子どもが生まれたとき、おじいちゃんやおばあちゃんの立場ならやはり跡継ぎとして男の子を臨むものなのでしょうか。
これは跡継ぎが欲しくてたまらない姑とそれに翻弄されるお嫁さんのお話です。

 

 

岡野真弓は職場で出会った秀一と結婚。入籍の時にはすでにお腹に赤ちゃんがいました。
今で言うところの授かり婚です。

 

 

 

32歳で長女春香を出産。
喜びに溢れるはずだったのですが、姑さんの言葉で素直に喜べなくなってしまいます。

 

「なんだ女なの。がっかりだわ。こんなことなら結婚を許すんじゃなかったわ」

 

 

いくらなんでも暴言過ぎると思いませんか。
大変な思いをしてわが子を産んだと言うのに跡継ぎを産まなかったからと言ってこんなひどい言葉を出産直後のお母さんに投げつけるなんて、なにをかんがえているのでしょうか。

 

 

 

夫の秀一はなだめますが、姑は納得していません。
出産直後と言うのに、次は絶対に男の子を産むようにと真弓に迫っています。

 

元々秀一は長男と言うこともあり、同居を条件に結婚を許されたのですが、真弓は秀一より2歳年上で、尚且つデキ婚ということもあり、あまり姑から気に入られていませんでした。
大変な初産が終わったばかりだと言うのに次の子どもの話しをされ、気分は最悪ですね。

秀一は気にするなよ、一緒に暮らしていれば可愛がってくれると言ってくれますが、元々優しい性格のために姑に逆らう事もせず、真弓には不安ばかり募ります。

 

 

 

『老いた卵子』のネタバレと感想

同居を始めてから姑と打ち解けようと炊事、洗濯等の家事は一手に引き受けていましたが、子どもが生まれてからは授乳やオムツの交換などで家事は当然ながら後回しになってしまいます。
ですが、姑は真弓を嫁と認めず長女にいたっては邪魔者扱いをする日々。真弓の負担はどんどん大きくなっていきます。

 

 

ある日、洗濯物を干していると、ご近所さんから孫の誕生のお祝いの言葉を頂きますが、あろうことか姑は秀一にも似てないし、結婚前に出来た子供だから秀一がだまされているのではないか、などといった供述を繰り返し風潮。
それを聞いた真弓はひどいショックを受けてしまいます。

 

しばらく経ち、姑から隣町に子どもの産み分けをやっている病院があるからそこに通うようにと言われてしまいました。
男の子を産むためには女性の体質がアルカリ性にする必要があるためと言う理由でお肉を食べないようにして、野菜や海草中心の生活をするようにと言われます。

 

 

 

男の子は欲しいけど、不自然な産み分けを提案されてしまったために真弓はあまり乗り気がしていません。
秀一に相談しますが、母親の言う事ばかり信用して、真弓の考えはないがしろにされてしまいます。

結局は夫に押しきられてしまい、後日病院に行く事になります。

 

 

 

診断ではまず初めに産み分けの成功確率は80%程度であるが、出産までは性別を教えない方針だと説明を受けます。
希望通りに妊娠できなかった場合に堕胎してしまう人がいるからでしょう。

 

次に産み分けの方法についての説明を受けました。

赤ちゃんの性別は精子によって決まるそうです。
Y染色体を持つ精子が受精すれば男の子が産まれ、
X染色体を持つ精子が受精すれば女の子が産まれます。

精子はXYそれぞれ違った性質を持っているので、各々の性質を利用することで産み分けが可能となる。
ホントでしょうか。

 

 

 

 

産み分けをするために大事な事は膣内をアルカリ性にすることだそうです。
通常、膣内は酸性に保たれていますが、排卵日当日にアルカリ性の粘液が分泌されます。
女性が感じるとアルカリ性の分泌液が出るので十分に感じてから頸管近くで射精出来るように深く挿入するのが良いみたいです。
また、カルシウム錠などを飲んで体質を変えることも出来るそうです。

 

 

 

簡単にまとめると、男の子が欲しい場合は

排卵日の1週間ほど前から禁欲し、排卵日当日に性交
女性が感じるようにしながら奥深くで射精
射精後は3時間程度を目安に安静にし、腰枕などを使って腰を高く保つと尚良い

 

逆に女の子が欲しい時は

事前にマスターベーションなどをして精子を薄めながら、排卵日の2,3日前に性交。
女性が感じないように淡白にしながら浅めに挿入して射精。

 

ちょっと本当にこんな事でできるのか疑わしいですが、どうなのでしょう。
一応、食事療法なども聞きますが、あまり効果は無いといわれてしまいます。

 

ちなみに病院では保険が効かずに初診料も含めて3万円ほどの出費となったそうです。

 

家に帰り、姑には娘の春香がもう少し大きくなってから断乳してから始めると報告しますが、姑はそれを許しません。
ミルクでもなんでもいいでしょと無下に扱い、食事制限まで強制してきます。

 

 

 

挙句の果てには真弓に「不感症なの?女として魅力が無いから秀一に可愛がってもらえなくて男の子が出来なかったんじゃない」と屈辱的な暴言まで吐いてきました。

ココまで行ったらもう鬼の所業ですね。
孫には男の子が欲しいからといって自分は何も協力せずにただ文句を言うばかり。
男の子の孫が欲しいのではなく、ただ単にストレス解消などが目的のいたぶりではと疑ってしまいます。

 

 

 

それからというもの、春香に授乳をしてあげる事も出来ず、泣きじゃくる春香を前に、涙を流しながら市販のミルクをあげています。
この場面で春香に泣きながら誤っている真弓が本当に不憫で産み分けなんてやめてしまえばいいのにと思ってしまいました。

 

場面は変わり、医者から買ってきたゼリーなどを使って産み分けのためのエッチを試みますが、秀一の出張や、春香の病気などで中々妊娠する事ができません。

 

 

業を煮やした姑は嫌みったらしく小言を言ってきますが、反論する事も出来ずにただただ従うだけ。
産み分け用の錠剤やゼリーなども保険が効かないのでお金ばかりがかかってしまいます。

 

 

そうして憂うつな気分で過ごす事1年、ようやく第2子を授かる事が出来ました。
妊娠が発覚しても姑は喜んだりはせず、むしろ真弓の負担は増していくばかり。
今回はつわりが酷い事に加え、いたずら盛りの春香に手がかかりっきり。なのに妊娠は病気では無いというむちゃくちゃな理屈で姑は家事育児に非協力的。
そんな激務だからこそ、妊娠5ヶ月を過ぎても体調は悪いまま。

 

 

そんな最悪な状況に拍車をかけるような事件が発生するのです。

性別が分かる頃だからと別の病院に無理やり連れて行かれます。
検査の結果は女の子。それを聞いた姑は堕胎を一方的に宣言して来ました。
そこはさすがにお医者さんが止めに入り、ご主人の了解も必要であるととりなしてくれましたが、心中は穏やかではありません。

 

 

 

 

後日、3人による家族会議が開かれました。
家族会議では秀一が医者の見立て違いの可能性もあるし2人目が女の子だったら3人目を頑張るなどと無責任な発言をしてしまいます。
ここで真弓の不満が爆発。
勝手に3人目といったことでそれでダメなら4人目を産ませる気なの?男の子を産むまでは認めてもらえないのと鬼気迫る表情で秀一に詰め寄ります。
産み分けなんてしたくないと肩を落とす真弓に秀一はあの場を収めるために行った事だから、3人目については後で考えようと問題を先送り。

 

これまでの行動から絶対に秀一は母親の言いなりになると簡単に予想できる真弓はこれからの生活への不安がどんどん大きくなるのでした。

 

 

その後は前にも増して姑は真弓に辛く当たる様になります。
体調が悪く、安静にしている時でも食事や風呂の用意をさせようとしたり、堕胎を迫ったりして真弓を日に日に追い込んでいきました。
姑と一緒では休む事が出来ないばかりか、日常の家事でも無理をしなければならず、負担が増える一方なので実家に帰ろうかと悩んでいる真弓。

その日は朝からお腹が張ったりと体調が悪く違和感を感じていたので、病院にいこうと思った矢先、自分の足に血が流れているのです。

 

 

すぐに病院に向かいましたが、結果は残念ながら20週目で流れてしまいました。
元から真弓を認めていなかった姑はここぞとばかりに離婚届を突きつけます。

 

 

 

そこで聞かされた姑の本音。
最初から結婚には反対だった事や、春香も堕胎させたかった事。例え男の子を産んでも真弓の子どもなんかいらないこと。

 

今までの一つ一つの行動が一つに繋がり、真弓は泣くしかありませんでした。
最初から認める気なんてさらさらなく、ただの嫌がらせで産み分けをさせていたこと。
それを見抜けずに言いなりになり、振り回されても耐え続けたことで赤ちゃんを死なせてしまった事。

 

全てを後悔していたその時、それまでは姑の言いなりだった秀一が声をあげます。

 

 

真弓は姑とうまくやろうと努力してきたのに、あんたは追い詰めて辛い思いばかりさせてきたじゃないか。

 

 

 

秀一は魔弓と春香を連れて家を出る決意を固めています。

 

 

 

 

長男・跡継ぎ・親を捨てるつもりか等と、聞こえの言い言葉を並べますが、継ぐものなんかは無く家も要らない。元気なんだから一人で暮らせるだろう。
真弓と春香を家族と認めないなら僕も母さんを親とは思わない。

 

 

 

そういって親子3人、姑との別居生活をスタートしました。

 

秀一は親の言いなりになってしまい、真弓や春香を守ってあげられなかったことをようやく自覚したようです。

 

 

 

一旦は親と離れる事ができましたが、今後のことを考えるとずっとこうもいかないことはわかっているようで、介護の事などは離れて暮らす弟と話し合って、真弓と春香には負担がかからないようにすると約束してくれました。

 

 

 

 

真弓も秀一と同じように反省。今後は無理な我慢をしないと約束します。
そうして幸せな家庭を取り戻した二人は数年後第3子を出産したのです。

 

 

 

これ以上のネタバレは面白くないので、実際に電子書籍を購入して読むことをお勧めします!

 

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まとめ

最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

 

読んでいて思ったのですが、こんな時代錯誤の考えを持った人間って本当にいるのでしょうか。
歌舞伎や伝統芸能の世界では跡継ぎとして男子を出産する事が妻の役割だとテレビなどで報道されています。

 

 

各地方で名家と呼ばれる代々続く家庭も跡継ぎとして男の子を望む事が多いとも聞きます。

 

 

 

今回はそのような特別な事情は一切無く、一般的な家庭のいたって普通の物語です。
苦労して建てた家を継がせたいと思うことはあるのでしょうが、それにしたってここまでの男子への執着は異常なのでは。

 

授かり婚とはいえ、孫が生まれたら普通に喜ぶべきでしょうし、嫁にとりたくないのであれば、結婚を認めない決断だってあったと思います。
自分の意に添わないからと言って、一緒に住まわせて嫌がらせをして日々追い込んでいくような人間とは一緒に住むべきではなかったですね。

 

 

 

旦那さんも旦那さんで普段は仕事にかかりっきり。家に帰れば姑の言いなりで嫁の主張を聞き入れずに話をしてコミュニケーションをとることも無い。
これでは奥さんが可哀相過ぎます。
もっと奥さんの声に耳を傾けて、家庭内でバランスをとったり、方針を決めたりしなければいけなかったのでしょう。

 

 

 

 

ご家庭によって事情があるとは思いますが、仕事ばかりする人間が多い中で特に男性に読んでもらいたい作品だと思いました。

 

家も建てて一見幸せそうな家庭でも内部は不協和音にまみれている。
まだ表立って来てはいませんが、現代の歪んだ社会問題を先取りしている良作だと思います。

 

第3子の性別が知りたい方は電子書籍を購入してお楽しみください。

 

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